コンビニ・エバポ第30弾

ユーザーズボイス

分取で気になったピークを適宜濃縮出来るのがいいですね!

今回は、食品中に含まれる機能性成分の評価および分析の研究をテーマとされている小山智之先生にお話を伺いました。
(インタビュー先:東京海洋大学 食品栄養化学研究室 准教授 小山智之様 )

渡辺
本日はお時間をいただきありがとうございます。早速ですが、研究活動や実験での濃縮の目的について教えていただけますか?
小山先生
食品中に含まれる機能性成分の評価および分析をしています。抽出物や、分析用サンプル、活性評価試験用サンプルの濃縮でコンビニ・エバポK4(4検体モデル)を使用しています。
大竹
コンビニ・エバポを知った経緯と初めてみたときの印象をお聞かせください。
小山先生
ロータリーエバポレーターが2台と遠心濃縮機、窒素吹付け装置を所有しておりましたが、追加で1台導入しようとwebで「濃縮装置」と検索した際にコンビニ・エバポがヒットしました。変わった原理とカラフルなイメージが印象的でした。
大竹
理化学機器は無機質な配色が多い中、コンビニ・エバポC1は鮮やかな4色のラインナップなので目を惹きますよね。
渡辺
コンビニ・エバポをどのような実験でお使いになるのか、濃縮する量なども教えていただけますか?
小山先生
分取クロマトグラフィーで得られた各フラクションの濃縮です。サンプル回収量は2~3mlと微量なものから200mlまでとその時々によるのですが、コンビニ・エバポを使用する際の汎用容器はガラスバイアル瓶で30ml、50ml、100mlが多いですね。いずれGC用2mlバイアルでも検討してみたいと思っております。
渡辺
実際に導入してみて気づいた点や、効率化に繋がったことは何かありましたでしょうか?
小山先生
まず立ち上げ準備不要なことですね。コンビニ・エバポは電源を入れるだけですぐに使用できますし、4つのサンプルについて乾燥操作が可能で、移し替えの手間が激減しました。濃縮そのものの時間が短縮されているかどうかは分かりにくいですが、ストレスを感じることなく作業できています。
渡辺
コンビニ・エバポを導入する以前は、どのように濃縮していたのですか?また課題などありましたでしょうか?
小山先生
ロータリーエバポレーターは、フラスコにまとめる必要があり、1度に乾燥できる容器数が限定されます。遠心エバポレーターも使用していますがバイアル瓶が使用できず、チューブサイズが限定されています。凍結乾燥も事前凍結操作が必要で、バイアル瓶では時間がかかります。そういった課題を持っていました。
渡辺
ありがとうございます。その課題に対してコンビニ・エバポは改善出来ましたか?
小山先生
はい。改善できました。
繰り返し分取クロマトを実施する場合は待ち時間のうちに前の回の画分を順番に濃縮できるようになりました。分取時のクロマトパターンが微妙に異なった場合や、別のピークが気になって集めてみようと思った場合など、手軽に個別に乾燥できる点は重宝します。
渡辺
コンビニ・エバポが活躍していることがわかりました。反対にこれまで使用されてきて「もっとこうして欲しい」など要望はございますか?
小山先生
各溶媒の濃縮時の揮発速度については既にカタログ記載がありますが、当研究室としてはコンビニ・エバポと窒素吹き付け濃縮の比較した酸化安定性に関するデータが欲しいと思っています。何故なら、いずれ研究室の学生が使用する際、濃縮する成分によっては、生理活性物質など酸化によるサンプル分解が気になるからです。例えば、ビタミンCのデータなど代表的な物質を使って温度や空気で分解する割合を例示してあるとさらに安心して使えます。
渡辺
貴重なご意見をありがとうございます。多くのユーザー様や当社での実験を重ねて、価値ある情報をお届けできるよう取り組んでいきます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

取材者のコメント

お話を伺いました小山先生は、食品中に含まれる機能性成分の評価および分析の研究をされております。

コンビニ・エバポK4について「使ってみると実感する、ネットやカタログでは言い表せない簡単さがありますね。」とのこと。

他社濃縮装置で行う立ち上げ準備がコンビニ・エバポでは不要なこと、濃縮中や前後に他の作業をする時間が取れる、繰り返し分取時の濃縮は必要に応じて数ml~数十mlで自由に行え、濃縮中や濃縮後に継ぎ足しが出来るなど、利便性を実感されている様子が具体的に伺えて、大変参考になりました。

多数の濃縮・分析機器が揃った研究室内で、コンビニ・エバポならではの良さを研究に生かしていただけているようで、大変有難く感じました。

(取材担当:渡辺・大竹・横沢)

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