質量分析用イオン源 ChemZo
製品情報
質量分析用イオン源 ChemZoとは
アンビエントコロナ放電による新しい発想のイオン源です。
ChemZoがこのようなお悩みを解決します
・試料希釈や溶媒抽出などの分析前処理で時間がかかる
・官能評価と機器分析の結果に整合性がない
・香気成分の持続時間の可視化したい
・試料加温時のフレーバーリリースを測定したい
・原材料など樹脂中の添加剤分析を迅速に行いたい
・異物混入、何が混入したのかを迅速にあたりをつけたい
2つの測定モード 1.昇温加熱デバイスを用いた固体測定モード
室温から最大600℃まで昇温することができる昇温加熱デバイスを用いることで、温度帯ごとの成分検出が行え、一度の測定で熱脱着から熱分解のスペクトル情報を得ることができ、プラスチック容器などの材料分析に強みを発揮することができます。
- 沸点順に成分が気化していく(分離)ので解析が楽になります。
- 高沸点成分も確実に気化させることができます。
昇温加熱を用いた熱脱離のイメージはこちらの動画をご参照ください。
2つの測定モード 2.サンプリングが自由な気体測定モード
試料から放出されるフレーバーリリースをリアルタイムに測定することができ、容器に注ぐ飲料の香り立ちや、拡散していく限定された空間の香気成分の拡散の状態なども可視化することが可能となります。 レトロネーザルアロマ計測とは食品の喫食前、喫食中、喫食後などの余韻の鼻腔から抜ける呼気を計測することで、一定の呼吸のリズムでの計測を行います。
- 揮発性成分の放出挙動をリアルタイムに測定することができます。
- 試料の大きさや形に合わせて装置を組むことができるので、
様々な条件での測定が可能です。
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