コンビニ・エバポ 第6弾

ユーザーズボイス

貴重なサンプルを2mLバイアルで安心して濃縮!!

今回取材した倉田様は、産業にとって欠かせない香料化学や石油化学の分野において有用な化合物の合成研究をされております。倉田様の研究室にお伺いし、学生さんを交えながら、弊社製品に対してのご意見をうかがって参りました。
(インタビュー先:明治大学 理工学部 応用化学科 倉田武夫様)

阿部
この度は弊社の『コンビニ・エバポC1』をご購入いただきありがとうございます。
早速ですが、倉田様が弊社の製品に興味をもったきっかけについて教えて頂けますか?
倉田様
私が抱えている研究の一つに匂い成分の合成というテーマがあります。
評価時に溶媒が残っていると分析結果に影響しますので、濃縮し溶媒を除く必要があります。
その時に使用できると思い、まず興味を持ちました。
阿部
ありがとうございます。従来はどのように濃縮されていたのでしょうか?
倉田様
ロータリーエバポレーターで濃縮することがほとんどでした。
試料が多い場合は、ロータリーエバポレーターで熱をかけながら濃縮しますが、濃縮が進むにつれて固体化し、突沸することが多々あります。
あとは、先ほど申し上げたようにナスフラスコでの濃縮の際には、完全に溶媒を除くことが難しく、最終段階で除ききれなかった溶媒が分析時に邪魔をするということもありました。
阿部
なるほど。従来の方法では濃縮時に色々と問題を感じていらっしゃったのですね。
他にもご不満を感じていた点はございましたか?
倉田様
そうですね。他には微量の試料の扱いですね。微量の試料の場合、小さいバイアルにジョイントを付けてロータリーエバポレーターに取付けしていたので面倒だと感じていました。
別の方法としては、2mLバイアルに移し替え真空ポンプで吸引するという手段もあるのですが、慎重に調節しないと吸い込んでしまい、貴重なサンプルをロスしてしまうので困っていました。
阿部
弊社の『コンビニ・エバポC1』だとその点いかがでしょうか?
倉田様
2mLのバイアルでもそのまま濃縮できる点を評価しています。
もう一点期待していることは、穏やかな濃縮が出来る点です。
通常真空度を高くしなければ濃縮出来ませんが、急激に圧力を下げるとすぐに固体化してしまい突沸の原因になります。
御社の装置を使った場合、突沸をしないので放っておけるのが良いと思いました。
ロータリーエバポレーターと上手く使い分け出来ればと思っています。
阿部
大変嬉しいお言葉ありがとうございます。
もし、現在ご不明な点があればお聞きしますが、何かございますでしょうか?
倉田様
何かあるかな?(研究員様へ)
研究員様
これって、アルゴンとかを入れて使うこともできるんですよね?
阿部
可能ですよ。
側面のプラグを抜いて頂き、ガスチューブを挿して内部にガスを充填して頂ければ、
アルゴン環境下での濃縮も出来ます。
その際は、もう一つのプラグを抜いて、オーバーフロー状態でご使用ください。
研究員様
分かりました。試してみますね。
阿部
他には何かございますか?
倉田様
今のところはその位ですね。
また使用して分からなかったり不具合が生じた場合には連絡します。
阿部
是非とも、宜しくお願い致します。
本日はお忙しい中ご協力ありがとうございました。

取材者のコメント

合成研究をされている研究者様に何度かお話をお聞かせいただいているのですが、今回伺った倉田様のように、微量の試料の濃縮にお困りだという声を非常によく耳にします。
特に濃縮時に突沸しやすい試料の場合は、一度ロータリーエバポレーターでスケールダウンした後に、窒素を吹付ながら緩やかに乾燥させる手法をとっているというお話を聞くことが多々あります。
この際に生じる試料のロスや移し替えの手間を煩わしいと感じている方、あるいは、無理やり接続したバイアルが落下しそうで不安な思いをしたことのある方、もしも思い当たる節がある研究者様がいらっしゃいましたら、微量の試料の濃縮を手間暇かけずに行える『コンビニ・エバポシリーズ』のデモをおすすめしております。(取材担当:開発部 阿部)

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