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コンビニ・エバポ 第3弾

導入事例紹介(ユーザーズボイス)

サンプル管で最終的に保存する場合に使える!!

有機化学の研究をされている方にとって、濃縮という作業は切っても切り離せない工程です。
今回お邪魔したⅠ先生は有機化学を専門とされており、次世代の高機能性材料開発の基盤となる研究を進めていらっしゃいます。この度はⅠ先生に、導入して頂きました『コンビニ・エバポC1』に関して、お話を伺ってまいりました。
(インタビュー先:T大学 有機合成化学分野 Ⅰ先生)

コンビニ・エバポC1 導入のきっかけ

少量の試料の濃縮が簡便にできる点容器を選ばないで使えるという点に興味を持ちました。
実は前のタイプ(Single Flex G2)の製品の時に気にはなっていて、デモ機を借りて評価していました。
ただ、その時は自分で温調機などを用意しなければいけませんでした。大した手間ではないのですが面倒だなと感じ、購入には至りませんでした。
今回のタイプ(コンビニ・エバポC1)では温調が一体になっており、その不満が解消されていたので使ってみようと思い導入しました。

実際使ってみて感じたこと

サンプル管で最終的に保存する場合に使えるなと感じています。

<コンビニ・エバポ導入前の課題>

合成した後、ナスフラスコのままで置いておくと場所をとるし、容器の数に限りがあるので、サンプル管に移して濃縮する必要が出てきます
ロータリーエバポレーターの場合、例えばセプタムラバーをジョイントに取り付けてサンプル管を接続するのですが、小さなサンプル管は直接取付けできないので、大きなサンプル管の中に入れて濃縮していました。
取り付け作業が面倒ですし、小さなサンプル管が中で動かないように詰め物をするなど、少し工夫する必要がありました。

<コンビニ・エバポ導入後の改善点>

この装置(コンビニ・エバポC1)だと、そのような手間がなくサンプル管のまま簡単に濃縮出来るので便利だなと感じています。
有機系の研究者なら誰もが困っていることだと思います。
今まで所属したどの研究室でも、そこ(サンプル管での濃縮)はそれぞれ工夫してなんとか濃縮している状況ですので、潜在的なニーズはあるのではないかと思います。

取材者のコメント

今回取材をした際に、研究室の皆さまの前で製品の設置ならびに説明をさせて頂いたのですが、非常に意欲的に話を聞いて頂けたのが印象的でした。カラーに関しては、皆様で投票して頂き、他の装置に無いカラーということで”SUN(赤)”を選んでいただけたそうです。
お話の中で、少量サンプルの濃縮の際には皆様一工夫されているのだなということを実感いたしました。
現在バイアルでの濃縮にお困りだという方には、是非一度弊社の『コンビニ・エバポ C1』をお試しいただきたいですね!(取材担当:開発部 阿部)

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