受託分析 ユーザーズボイス第3弾

ユーザーズボイス

「ionRocket DART-MSの可能性を実感することが出来ました」

今回は、研究開発やトラブル対応に関する分析を行っているM様からお話を伺いました。
(インタビュー先:某日用品メーカー 分析グループ M 様)

M様は、日ごろ、どのような分析をされているのでしょうか。

 「新規材料の特性解析分析、他社品分析、香り・匂いの分析、容器分析、生体成分評価、 安全性に懸念のある成分分析、異物分析などを行っています」

今回、受託分析としてご利用いただいた ionRocket DART-MS ですが、どのような経緯でお知りになったのでしょうか。

 「JASIS(展示会)でバイオクロマトさんのブースに立ち寄ったことがきっかけでした。最初は、コンビニ・エバポに興味があったのですが、その後、ionRocket DARTMSをご紹介いただき、どんな形態や組成のサンプルでも前処理が不要な点やDARTによるソフトなイオン化などが、私たちが抱えていた分析上の課題を解決してくれるのではないかと感じました」
 「容器、皮膚、化粧品といった幅広い試料を対象にしていますので、多岐にわたる分析手法や条件が必要となり煩雑さを普段から感じていました。また、既存の手法では分析できない成分も多々ありましたので、今回、受託分析として分析が難しかった製品中のノニオン界面活性剤の定量をお願いすることとしました」

分析結果は、お役に立ちましたでしょうか。

 「製品中の特定成分の分析は、他の成分による妨害を回避する必要もありますし、そもそもノニオン界面活性剤注1はそれ自体に分布があるなど、従来であれば非常に大変な試料のひとつです。このような大変な試料でも無処理で検出でき、何より分離機構が無いにも関わらず、ionRocketによる昇温での成分分離とその後のTOF-MSでの精密な成分分離により非常に簡便に分析が行えていたことに驚きました」
 「LCなどに比べ分析条件設定が非常にシンプルなため、経験の多少に関わらず多くの研究員が活用できる分析手法だと思いますし、界面活性剤以外にも樹脂中の添加剤分析などにも適用できるので、当社にも是非導入したい分析手法だと思っています」
 「今後も別の試料での受託分析や、装置自体の導入検討などを継続していきたいと思います」


 注1 (化粧品の乳化剤として広く用いられるノニオン界面活性剤は)同じ構造を持つとされるものでも、脂肪酸組成が異なる、付加するEOが異なる多種類の成分が存在する。

取材者のコメント

M様は、LC/MS、イオンクロマト、GC/MSIR、ラマン、熱分析など様々な装置をお使いになっていますが、「既存手法が適用できない試料」への打開策として、ionRocket DART-MSの可能性を感じていただくことが出来ました。
今後も、より多くのお客様のお役に立てるように様々なアプリケーション開発を進めてまいりますので、ご期待ください。

(取材担当:太田)

 

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