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缶コーヒーのレトロネーザルアロマ

アプリケーション

目的

飛行時間型質量分析計を検出器として缶コーヒーに含まれる香り成分のレトロネーザルアロマ分析を行なった。

実験方法

イオン源  : ChemZo バイオクロマト社製
質量分析計 : compact Bruker社製
測定方法  : 開缶直後の缶コーヒーを飲用後に鼻腔を抜ける香り成分をチューブを介してMSに導入
解析方法  : Spectra Scope及びData Analysisソフトを用いてマススペクトルから香り成分を抽出

結果

飲用前(0~1.0分)と飲用後(1.0-2.0分)に検出された香り成分のEICをFig.1に示した。また、飲用後のマススペクトルをFig.2に示した。コーヒー豆の焙煎の度合いの指標であるピリジン及びピラジン類を検出した。飲用後に徐々に香り成分が減衰していく様子をEICから捉えることが出来た。

 

 

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