トップページ > 理化学製品 > クランプレスABCフィルム(型番:ABC001-10)
ウェルプレートに装着して、溶媒の揮発を防止します
従来のABCフィルムとは異なり、クランプ&ベース(取付け冶具)が不要となり、96or384ウェルプレートに直接貼れるようになりました。
プレートとのデッドボリュームを最大限に抑え、揮発を更に抑制できます、また脱着が簡単で数回繰り返すことが可能。従来のABCフィルムと同様で下がシリコン、上がテフロンシートの構成です。(スリットは同層です)。
クランプレスABCフィルムは揮発性溶媒のスムーズな分注作業を可能にしました。
クランプレスABCフィルムはフィルム自身にスリットが入っているため、プレートに蓋をしたまま分注が可能です。
また、セプタムと違って樹脂製のピペットチップでもスリットを貫通できます。そのため、従来揮発性溶媒を分注する時のように、プレートから一旦蓋を外し、分注作業終了後改めて蓋をしなおす手間がなくなります。
また、クランプレスABCフィルムは摩擦の少ないPTFE(フッ素樹脂フィルムと、弾性に優れたシリコンフィルムの二重構造になっており、上部PTFE側を通るチップは摩擦抵抗がなくスムーズに刺さり、チップを抜く時にはシリコンの弾性で元の状態に戻るので、フィルムの耐久性に優れます。
チップが上昇する際に、チップ外側の溶媒を拭き取るため、リテーリングやダマを最小限に出来ます。
分注器のチップ先に併せてフィルムにスリットが入っている
リザーバータンクの上に従来のABCフィルムであれば、図のように支持板とクランプが必要でしたが、クランプレスABCフィルムは取付けの冶具が不要となり、プレートに直に貼れます。クランプレスABCフィルムのスリットは切れ目程度なので通常時は閉じており、溶媒の揮発を防ぎます。
左図はアセトニトリルを22時間放置した時の残存容量のグラフですが、クランプレスABCフィルムをした場合、殆ど変化が見られません。
| 溶媒 | CH3CN |
|---|---|
| 温度 | 4℃ |
| 初期容量 | 20mL |
分注作業でチップが上昇する際に、チップ外側の溶媒を拭き取るため、リテーリングやダマを最小限に出来ます。
また、クランプレスABCフィルム外側はPTFEフィルムを使用。摩擦が少なく、チップの出し入れの抵抗は極めて小さいため、スムーズな分注が可能です。